木曜日は新規のしつけがありました。ゴールデンレトリーバーの「チコ」です。
ペットのブリーダーワンブーで見習いをしている小池です。
実は「チコ」は私の知り合いが飼っていて、勉強も兼ねて私がずっと「チコ」のしつけを任されていたのですが、なかなかうまくいかず、今度はちゃんとボスにみてもらうことになりました。
なんとか自分一人でやってみようと思ったのですが、空回り、、、
中途半端にやってしまったせいで「チコ」は私や飼い主さんのすることに慣れてしまい、上下関係を築くのがもっと難しくなってしまいました。
最初のうちは、わからないこともわからない時が多いので、できないことはできる人に頼む、わかっている人に細かく相談するなどしないと、間違った方向に進んでしまいます。また、失敗です・・・。
しかしまだ諦めません!ワンブーにはボスがいるのです!
失敗を活かし、もっと細かく、厳しく、見てもらいながら私も「チコ」も飼い主さんも成長できるように頑張ります。
「チコ」最初の散歩の様子
私がずっと散歩も見させてもらいながらやってきたため、引っ張ったりはしません。
しかし飼い主さんに集中させるところが、やりきれませんでした。
何度か飼い主さんに歩いてもらい、「チコ」のテンションも落ちいい感じだったので、そこで1つ犬が自分に集中しているかどうか、確かめる方法を教えてもらいました。
本当に自分に集中しているか、できているように見えるだけなのか、それを確かめる術をいくつか持っておくと犬の小さな抵抗や気持ちの変化を見逃さないことができます。
今回は犬を座らせ、飼い主が離れてリードが張ったらやっと犬も動き出すようにさせる方法。
しつけ教室をやられた方の中にも見切り発車をさせない練習としてやられた方も多いと思います。
座っている犬に圧をかけ、それが伝わってこちらに集中していれば犬は動かない、という理屈です。
しかしここからはもう私のしつけ教室でした!
ボスにすべて細かく注意されました。
手の出し方、犬の見るべき点、注意するタイミングから立ち方まで!
普段何気なくやっていたことに実はこんな意味と、コツと、やり方があったなんて、、、と衝撃でした。
まず私は姿勢が悪い。猫背とは長い付き合いですが、もうそこがダメ!不思議なもので、胸を張っている人で自信がない人はいないのと同様、猫背のままでは犬に圧をかけることなんてできません。犬と向き合うときは胸を張る。実は結構大事なことなのです。
それから手の出し方。犬の前に手を出す時は上から圧をかけるイメージでやります。犬の目の前や下からでは意味がありません。そしてこれも利き手の方が力が伝わりやすいそうです。散歩でうまくいかなかった時、持つ手を利き手にすると犬が変わったこともあったそうです。
と、こんなふうに、できていたと思っていたところも実際はできていなかった、という点がまだまだたくさんありそうです・・・。言われた通りにやっているのにうまくできない、効果が出ない、と煮詰まっている方ももしかしたら小さな小さな点で犬に主導権を握られているのかもしれません。
そんな時は1人で頑張りすぎず、相談してみるのもとっても大事です。と私は学びました(笑)
もっと細かく、厳しく、ボスに見てもらいながら頑張っていきます!
コメント
コメント一覧 (2件)
小池さん!私もこのブログで勉強になります。頑張って下さい ᕙ(●ᴖ⌄ᴖ●)ᕗ ガンバッ!!
うひゃ!!!そう言っていただけると、とてもとても元気になれます!ありがとうございます!!
これからももっともっと頑張ります。よろしくお願いします!